1月20日（水）～ 26日（火）　13時～18時　

表具とは、布や紙を貼って、巻物・掛物・書画帖・屏風・襖などに作り上げることをいい、表装または装こうともいいます。
平成元年に東京都から「江戸表具」として「伝統工芸品」に指定されました。
お持ちの掛け軸なども仕立て直しを続けていくことで、大事な作品など半永久的に保存することができます。
前川さんの人柄が分かる粋なお話を聞きながら伝統工芸「江戸表具」についての知識を深めてみてください。

前川さんは「まず第１にお客さんの身になって、どう仕上げたら喜んでいただけるかを考える。そして掛け軸や額等の場合は、本紙(中身）が主役なのでその雰囲気をいかに出すか又どうすれば見栄えがよいか、それに多少はヒンよく(上品に)仕立て上がるかいつも執着しています。」そして目標、夢は「月並みですがいろんな意味でいい仕事をし、先人より賜った技術、作品を改良努力して後世、次世代に残す。そして、『昭和、平成の職人は、馬鹿な事をしやがったな』と未来の職人に言われないようにしたいと思います」と語っています。
※内容は予告なく変更になる場合がございます